2011年02月04日

貴重な資料の発掘

平成19年に今井商店さんの
赤塚倉庫から引取った寄贈品の整理も未完のまま、
作業が滞っています。

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[写真1]

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[写真2]

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[写真3]

分類整理作業を終わらせなければ...と思い、
改めてサンテナーの中を探ってみると...
一見しただけでは、ガラクタ?
のように見えてしまうサンテナーの中を、
ひとつずつ丁寧に確認していくと、
日本陶器(現ノリタケ)の昭和10年製の記念品(写真1)や、
統制陶器(昭和16年〜戦後)の湯呑み(写真2)や、
その他にも手の込んだ絵付けのもの(写真3)が
入っているではありませんか!
貴重な資料が埋もれているのです。

写真の統制陶器は「岐480」とあり、土岐産のもののようです。
きっと、窯元も特定できることでしょう。
名古屋のひとつの倉庫になぜ?
これほどまでに多種多様な製品が詰まっていたのか?
歴史の重みを感じます。

分類整理、調査研究、一般公開へと
作業を進めていかなければと思います。
posted by pottery at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 今井商店

2009年01月14日

写真撮影

今井商店さんの在庫製品
分類・整理作業が続いています。
カップとソーサーの絵柄の揃ったもの、
500点以上の写真撮影が終了しました。



311



202



和風のデザインに洋風のデザインに
変わったデザインものも多数あり。

363
「SOUVENIR OF PANAMA」と
書かれたカップ&ソーサー
パナマ運河を挟んで見つめ合う?
洋装の男女が微笑ましい絵柄。
他にの数パターン存在しています。
こんな愛らしいデザイン
どのような人が考案したのでしょう?

posted by pottery at 15:00| Comment(0) | 今井商店

2009年01月08日

分類作業

20090108

今井商店さんの在庫の整理作業、
「デコ盛り」、「ラスター」、「九谷」など    
大分類と碗と皿の柄合わせまではほぼ終了しましたが、 
まだまだ細かな分類や写真撮影が残っています。 
絵柄の多種多様なことには随分驚ろかされましたが、 
裏印も様々でおもしろいです。 
ここで数点ご紹介したいと思います。 
まずは、
右から読むのか?左から読むのか? Bkberurin
真ん中の漢字は「伯林」(ベルリン)なので、
ドイツ語だと思われますが意味は不明です。
なぜカタカナで書かれているのか?
実におもしろいです。



その他にもいろいろと...
Bknihon



Bkkatagiri

Bkjh

Bkkn

Bkdainihon

Bkhicjpg

posted by pottery at 16:19| Comment(0) | 今井商店

2008年11月13日

木毛(もくめん)

今のような梱包材がなかった時代、  
木毛(もくめん)を使っていたそうなのですが、 
実際に陶磁器の梱包材に使われているのを 
見たことはありませんでした。 
「木毛」と書いて「もくめん」と読む 
ということも最近知ったばかりなのですから。 
なぜ、「もくめん」と読むのか不思議です。
 
今井商店さんから引き取ってきた 
片桐商店さんの木箱の中から 
時々、わらや木毛が出てきています。 
「これが、もくめん!?」と 
うれしくなって撮影したもの。 
20080930naka
20080930hako
 
わらや木毛も大切な資料ですから、 
展示できるようにしたいと思案中です。 

posted by pottery at 10:19| Comment(0) | 今井商店

2008年10月28日

一体何でしょう?

20081001all

インドの寺院のような形のもの

200810012

中はすじが入っていて、
はめ込めるようになっています。

200810013

筒の部分に液体をいれると
少しずつ蒸発していくようなっていて、
驚ろきの仕組みです。
アロマ液を入れるのかな?と想像していますが...

posted by pottery at 16:25| Comment(0) | 今井商店

2008年06月10日

透かし入りのカップ

先回のバレリーナの透かしに続き、  
20080610
20080610a
20080610b
20080610c
映画のワンシーンのような透かしと
芸者さんの横顔の透かしのカップが 
出てきました。 
どちらも、私にとっては初ものです。 
これらは、 
バレリーナの透かしとは違い 
確かに輸出されていたという話です。 

posted by pottery at 15:21| Comment(0) | 今井商店

2008年05月27日

バレリーナ透かしのカップ

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芸者透かし入りのカップは
現在、陶磁器会館で展示販売していますが、
輸出向けの製品で、国内での流通はないため、
お客様には大変珍しいと感動していただいています。
今まで芸者透かし、二人透かし(芸者)の
二種類しか見たことがなかったのですが、
今井商店さんの在庫の中から
バレリーナの透かしのカップを発見しました。
20080527
20080527a_2
試作品なのかもしれません。
バレリーナなど見たことも、
聞いたこともない頃に作られたのかも?
(ちょっと足が短めです。)



posted by pottery at 15:57| Comment(1) | 今井商店

2008年05月15日

「こわかわ」カップ

20080515_2
「こわかわ」のソーサーに続いて、
カップが出てきました。





名古屋の輸出陶磁器の特色は
多種多様な技法を持ち、
世界各国のバイヤーの注文に
なんでも応えることが出来る体制であったということ
なのですが、
これらは、どこの国のお好みだったのでしょう?
なんともユニークです。

posted by pottery at 15:15| Comment(0) | 今井商店

2008年04月30日

「こわかわ」のソーサー

20080430


今井商店さんの在庫の中から


おもしろいソーサーが出てきましたので、

思わず写真を撮ってみました。

カップが揃っていないのが残念です。



現在のところ、この絵柄を見て

「懐かしい」という声は聞こえてきません。

どこの国に輸出されたのでしょうか?

それとも、試作品でしょうか?

こわかわです。

posted by pottery at 16:08| Comment(0) | 今井商店

2008年03月11日

ラスター

今井商店さんの在庫から  
ラスター彩を施して製品も 
いっぱい出てきました。 
20080311a
20080311b



ラスターは金属的な輝きをもつもの。 
個人的にはシャープなイメージがありましたが、 
20080311
写真のようなとってもキュートな 
水玉模様のラスターもあって感激です。
またお気に入りが増えました。 
水玉模様になるように 
どのような技法を用いているのか分かりません。
丸いハンコを使って、
一粒ずつ抜いているのでしょうか? 

posted by pottery at 15:50| Comment(0) | 今井商店

2007年12月19日

カップ&ソーサー

今井商店(片桐商店)さんの在庫、 
カップとソーサーの絵柄を合わせ、 
揃ったものから写真撮影をし、 
保管していきます。 
 
「昔の素地はものすごくもさい(悪い)ね〜」 
「こんなもさい素地に絵付したんだね〜」 
と言われてしまうほど、 
素地はよくないのですが、絵付けはすごい。 
二重盛り、墨抜き、ラスター、 
その種類の多さには驚きの連続です。 
C007  
「やり過ぎでは?」と思うほど、 
もんもお構いなしに盛り盛り。 
カップがグラグラしそうです。 
 
多種多様な名古屋絵付け、 
その歴史を物語る品々たち。 
ほんの一部ですがご覧ください。
C001
C004
C013
C005
C008
C011
C101

posted by pottery at 11:37| Comment(1) | 今井商店

2007年12月18日

職人技

A_2
職人技が感じられる逸品、 
これほど細かい柄を描き込む職人さん、
明治期のものでは?と思われますが、
残念ながら半分以上欠損しています。  
残りの部分が見つかるといいのですが...  
  
B
これもまた、裏印は
「大日本 九谷造」となっています。



posted by pottery at 16:04| Comment(0) | 今井商店

2007年12月07日

片桐商店

20071207
名古屋陶器貿易商組合 片桐徳次郎
と書かれたプレートです。
なぜ?今井商店さんの倉庫から出てきたのでしょう?
お尋ねしたところ、
大正14年に事業を引継いだというお話。
ですから、片桐商店さん時代のものも残っていたのです。
片桐商店さんについては資料が残っていないので、
詳しいことはわかりませんが、
裏に「片桐」と名のあるものは
手描きで細かい仕事をしていることだけは間違いない。
細い線に、細かい盛りなど...
じっくり観察すればするほど、うれしくなってきます。



20071206up
20071206kata

posted by pottery at 15:44| Comment(0) | 今井商店

2007年11月28日

九谷

Iroiro
今井商店さんから引取った品々。  
続々とおもしろい物が出てきますので、 
何から書こうかと迷います。 

Kamapan
今日はこのお皿を選びました。
大量に輸出されていた絵柄です。
裏印には九谷とありますが、
絵付けされたのは名古屋です。
まだカップが揃っていません。
 
すべてHAND PAINTで
専用の網を使い
ぼかしが施されています。
Kamapan1
ぼかし専門の職人さんがいたそうで、
細かなところまで
手をかけていることに感動します。
そんなことを考えながら
じっくり柄をみることはとても楽しい。

posted by pottery at 15:41| Comment(0) | 今井商店

2007年11月09日

今井商店さん

今井商店さん(大正14年創業)
赤塚の倉庫にあるものを
すべて処分するというので、
会館に展示させてもらうため
トラックに積めて引取ってきました。
Truck

半世紀を超す埃
Hokori2_2
木箱の中身は白生地なのか
絵付けされたものなのかも
わからない状態です。

きれいに洗ってみると
Takara
中にはこんなお宝も!

珍しい製品や古いタイプライターもあり、
陶磁器会館建設費寄付金に
対する賞状もあったというお話、
(まだ見つかっていませんが...)
日記で紹介したいものがいっぱいです。
一つずつ紹介していきたいと思います。

posted by pottery at 16:41| Comment(0) | 今井商店