昨日の続きです。
丁寧に丁寧に、細かなところまで、
汚れ、シミを落としていただきました。
仕上げは、ドライアーを使って乾燥させます。
レースに圧力がかからないように、
そっとそっと乾燥させます。
ピカピカにしてもらって嬉しいです!(^^)!
ところで、
このレース人形は製造元、製造時期が不明です。
顔(メーク)がとても特徴的だと思うのですが、
このお顔に心当たりのある方はいらっしゃいませんか?
何か、手がかりが見つかるといいなと思っています。
8月13日、日本経済新聞の夕刊
「中部プラザ」の欄に
加藤豊子先生の記事が掲載されました。
陶磁器修復に英国発の新風
作品の魅力生かす技法「カラーフィル」
と紹介していただきました。
カラーフィルは、英国で約20年前に発達した技術だそうで、
大英博物館でも採用されている技法です。
日本ではまだほとんど知られていませんが、
今後注目されていく技法ではないでしょうか。
今日は陶磁器修復の教室の日、
加藤豊子先生にも
珍しい透かし入りのカップを見ていただきました。
「透かし部分の修復も出来るのですか?」
と、お尋ねしたところ、「出来ますよ」とのこと。
この透かしは、磁器の
光を通すという特性を生かしたもので、
カップを光に当てた時にできる陰影、
カップの底の厚みを利用したものです。
ですから、
修復時も光に当てながら、
厚さを調節していけば出来るのです。
先生に大変失礼な質問をしてしまいました。(反省)
陶磁器修復講座について
受講生の皆さんが何を修復しているのか?
疑問に思っている人のためにご説明を!
基本的に修復したいもの(教材)の持込は自由です。
磁器、陶器、大理石風のランプなど
本当に様々です。
先生が付いててくれるから、
みんな安心して修復に挑んでいます。
ここで、受講生の特典をご紹介したいと思います。
修復したいものが今はない!とおっしゃる方には
教室で豊富に取り揃えている教材
(写真:陶磁器会館所蔵の品々)
の中からお好きな教材をお選びいただき、
修復後はプレゼントしています。
ご興味のある方は、一度見学に来てくださいませ。


バラバラのピースがきれいに接着されました。
少しでもずれていると、
指で触ってみた時、引っかかりを感じるのですが、
今日はうまく接着することができました。
接着剤が完全に硬化するまで、
触ってはいけないのですが、
(ずれてしまいますので)
つい嬉しくて、 何度もなでなでしてしまいました。
ツルツルの感触を確かめたくて...
生徒さんの制作例のご紹介、
(上級レベルの生徒さんです)
ざっくり穴が開いてしまった壷の蓋
[修復前の写真]
カラーフィルの色がピッタリ合っていて、
完璧に完成しているよう...
あとは、
艶感を揃えて仕上がりです。
カップのハンドル再生中。
↑こんな感じになりました。
今日はここまで。
次は、この型にフィルを入れ込みます。
修復講座受講生、皆さんの口癖は
「フィルの色合わせが難しい〜」ですね。
赤や黄色をほんのちょっぴり混ぜるだけで、
ガラっと色が変わってしまうのですから...
混ぜる色選びに躊躇してしまいます。
「もう少し赤?青?黄色?」というセリフが
あちら、こちらから聞こえてきます。
何週間も前から古い接着を取り除いて、
修復しようと挑戦していたカップです。
とうとう接着が剥がれました。
何度、専用の液を付けても
剥がれる様子がなかったので、
もう無理なのでは?と弱気になりましたが、
先生に励まされながら
気長に続けてきました。
揮発性のものなので、
ラップで包んだまま放置状態でしたが...
手強いほど、
剥がれた時の感動は大きいものです。
達成感のような...
まだまだ、ここからが、
修復の本番と言ってよいでしょうね。
今回は、クリーニングして終了です。
MADE IN OCCUPIED JAPANの
可愛いミニチュアカップ
残念ながらハンドルが欠損しています。
「これを復元してしまいましょう!」と...
「このカップに似合うのはどんな形かな?」
まずはイマジネーションから、
そして原型の作成です。
先生の手の早いこと!!
「もっと細いほうがいいな〜」
「この辺にカーブが欲しいな〜」
周りのリクエストに応えて、
自由自在に形成してしまうのですから。
一般的に、陶磁器が割れてしまうと、
接着剤で接着すると思うのですが、
時間が経過すると、接着部分に埃など
汚れがたまり、汚くなってしまいます。
カラーフィルによる修復法では
そのようなことがありません。
なので、古い接着剤を取り、
修復し直そうと試みてみました。
ところが...
専用の液を何度つけて剥がれません。
つい、ゴシゴシトとナイフで接着剤を
削ぎ落としたくなるのですが、
(そんな事しても無駄です)
接着剤が軟らかくなり浮いてくるのを
辛抱強く待つように指導されました。
頑固な接着剤は時間内では取れず、
次回に持ち越しとなってしまいました。
修復とは手間のかかるもの。
その手間を惜しんでは綺麗な仕上がりは望めません。
忍耐力が必要です。
本日の修復陶磁器講座、
生徒さんのリクエストで金彩の練習です。
金は色を合わせることができないので、
より近い金を見つけるのが難しいそう。
ピカピカした金、マットな金、
赤みの金や青みの金など様々。
先生が金箔、金粉、金泥、
ブロンズパウダーをお持ちくださり、
それぞれの違いを見せてくださった。
同じ金箔、金粉を使っても、
接着として使う液の乾き具合によって、
また感じが変わっていました。
金合わせは経験と勘が必要です。
先生のお手本は
どの金が修復箇所かわかりません。
第一回修復講座最終日
スポット会員の方も全員出席で、
賑やかな雰囲気でした。
今井商店さんの在庫品からは
修復の教材が続々と出てきます。 
ひびが入っただけのものから、
パックリ欠けているものまで、
教材には事欠きません。
ご自分のレベルに合わせて、
お好きなものをお選びいただけます。
大正期のもの、OCCUPIEDのもの、
貴重なお宝ばかりですが、
そこは、受講生の特典ということで、
修復したものは差し上げています。
中にはこんな素敵なデザインも!!
和風柄と洋風柄のセパレート
[割れています]
海外向けならではのデザインでしょう。
おしゃれで、そして美しい、
お気に入りの一品です。
歯医者さんで歯型をとる時に使うもの。
歯型をとる時はイヤなものと思っていましたが、
とっても便利で優れものですね。
生徒さん達は
新しい材料が登場するたび、
においを嗅いだり、こねこね手触りを確認したり
五感をフルに活用して技術の習得してます。
修復教室の来月からの
講座日程を更新しました。
簡単に落ちない汚れなどは
どうやってクリーニングするの?
という質問に先生の実演です。
頑固な汚れには洗濯洗剤、
酵素パワーで落とす!
しばらく漬け込むと良いそうですが、
金が施されているものには
注意しながら使用すること、
とニッコリポーズ。
実演は楽しいですね。
今日はリタッチングをしました。
まずは、道具の説明です。
水溶性のCERAMIC GRAZE
(コマーシャルみたいです)
そして、先生ご愛用の筆、
宣伝になってしまうので、
商品名は書けませんが、
何度浮気しても、
必ずこの筆に戻るという
描き易さ抜群の筆なんだそうです。
先生は簡単そうに描いて見せてくれましたが、
初めての人には描けません。 (当然)
陶磁器修復講座も5回目、
回が増すごとに、
いろんな疑問がわいてくる。
今日、私は
古い接着剤を剥がしていた。
汚れをしっかり取らなければ、
接着面が黒くなってしまう。
クリーニングするだけで、
2時間が過ぎてしまいました。
(まだ済んでません)
大変ですが大切な作業。
先生に注意されたこと、
「それはスパチュラ(へら)ですから、
こちらのスカルペル(ナイフ)
を使ってくださいね」
不器用の上、
道具まで間違えてしまうなんて、
情けない...
陶磁器修復講座も
四回目を終えました。
皆勤の生徒さんは
接着、カラーフィルと一通り終え、
接着の復習を希望されていました。
現在、受講者数が少ないので、
生徒さんのご希望に沿った
講習が受けられる特典付きです。
(只今、随時受付中)
今回はお皿を
叩き割るところから開始。
さすが、復習ともなると、
もっと難易度を上げたいと、
自ら細かく割り続けてました。
日常ではありえないお皿割り、
初めは勇気が入るようですが、
「カ~ン」と
そらはそれは、
気持ちのいい音が響いていました。

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