2017年03月01日

雛人形で彩る陶磁器会館

現在、陶磁器製のお雛様の展示をしています。

とても優しいお顔の陶磁器のお雛様です。
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1960〜70年代に一世を風靡した瀬戸の陶磁器レース人形の雛人形です。
雌雛の衣装後部、雄雛の纓の部分がレースでできています。
布のレースに磁器の土を染み込ませ、約1200度で焼き上げると、布は焼失して美しい磁器のレースとなります。

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その他、「凸盛り(でこもり)」など、名古屋絵付けの伝統技法で装飾を施した、
立雛の展示もあります。

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お気に入りのお雛様を探しにぜひお立ち寄りください。

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◆雛人形で彩る陶磁器会館
2017年2月8日(水)〜3月3日(金)
開館時間:平日10時〜17時(土日祝日:休館)
入館無料
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2016年11月01日

伊藤若冲に挑む―名古屋絵付け―

伊藤若冲生誕300年記念
伊藤若冲に挑む―名古屋絵付け―
11月3日(木・祝)より11月11日(金)まで
展示いたします。

この作品の制作は、
平成28年度文化庁文化遺産を活かした地域活性化事業
名古屋陶磁の技の再生事業のなかで制作したものです。
”名古屋絵付け”の伝統技法を
若冲の作品に活かし制作しています。

大皿の絵付けということで、
焼成は当館の窯で一枚ずつ行いました。
最初に焼き上がったのは、
加藤豊子先生の色絵金彩、
和絵具の艶、輝きが素晴らしい作品です。
若冲の《老松孔雀図》を丸皿に絵付けるために、
サイドに描かれた細かい模様が全体を引き締めて、
豊子先生の抜群のセンスに感激です。
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《老松孔雀図》

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2番目に焼き上がったのが
安藤栄子先生の《群鶏図(部分)》、
手描き、凸盛り、ガラス盛りによる作品です。
焼成後に墨で彩色して仕上げています。
凸盛りに墨で彩色する方法は、
”名古屋絵付け”の伝統柄である
「二重盛り竜」の鱗部分に用いられている方法です。
若冲の絵を”名古屋絵付け”の伝統技法により、
見事に再現されています。

本日、窯入れをした作品は、
杉山ひとみ先生の《孔雀鳳凰図(部分 鳳凰)》です。
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上絵付は、窯の環境や素地の釉薬との相性によって、
焼き上がりの色や艶、仕上がりが左右されます。
時には、絵具が剥がれてしまうこともあります。
どの先生も何度もテスト焼成をされていますが、
この大きさの大皿はなかなか手に入らないということもあり、
テストは別のお皿でされました。
そのため、焼き上がるまで心配は尽きません。

大皿、伝統技法、若冲という
難題に挑まれた3人の先生方のご苦労を、
焼成のお手伝いをさせていただいたことで
その一部分に過ぎませんが、知ることができ、
勉強させていただけたことに感謝しています。
先生方の伝統技法に挑む真剣な姿を
作品を通して、多くの方にご覧になっていただきたいと思います。

11月3日(木・祝)13時30分より
《ギャラリートーク》を開催します。
3人の先生方より制作秘話をお話いただきますので、
ぜひ、この機会にお越しいただければと思います。

この日は、「歩こう!文化のみち」
イベントを開催しています。
イベントチラシ(pdfファイル)もご覧くださいませ
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2015年12月22日

Merry Christmas and a Happy New Year

Merry Christmas and a Happy New Year
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クリスマス企画展は残り3日間(23,24,25日)となりました。
今年のクリスマス企画展では多くの方々に
ご協力をいただきまして感謝申し上げます。
来年は楽しいサンタコレクションを考えていますので
よろしくお願いします!

次回、2月5日(金)より
お雛様の企画展を開催しますのでご期待くださいませ。
なお、1月中は展示展準備と資料整理のため、
展示室は作業中となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

改めまして
名古屋陶磁器会館のスタッフを紹介させていただきます。
理事長・佐地秀明(右)、
副理事長・鈴木俊昭(左)、
スタッフ・松井三希子(前中)、
杉浦道代(前左)、冨松すず子(前右)
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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2015年11月20日

Decalcomania Art Club

名古屋陶磁器会館1階展示室にて
Decalcomania Art Club
第3回作品展を開催します。
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11月23日(月・祝)〜29日(日)
10:00〜16:30
会期中は休館日なし、
主催は、鞄血エ製陶(tel:052-991-8178)です。

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Decalcomania Art Clubとは、
転写紙による陶磁器上絵付けの教室です。
お教室は、鞄血エ製陶(名古屋市北区)内にあり、
2年に一度の作品展です。

色鮮やかな転写紙を使って
金彩や白盛りなども組み合わせた
素敵な作品がいっぱい展示されています(*^_^*)

恒例の人気投票も開催
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土日は体験会も開催されますので
ぜひ、お越しくださいませ。
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2015年07月23日

Occupied Japanのコレクション本

『OCCUPIED JAPAN FOR COLLECTORS』
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オキュパイド ジャパン(占領下の日本)の
コレクション本をご寄贈いただきました!

昨年ご寄贈いただいた中部陶器様の
コレクションも掲載されています。
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透かしのお皿に
点描のような金線で
輪郭が描かれているのが特徴で、
とても丁寧な手仕事です。
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秋に「Made in オキュパイド ジャパン」の
企画展を開催する予定です。
皆さまに、
70年前の占領下の時代に描かれた
職人さんたちの手仕事を
ご覧いただけたら嬉しいです(*^^*)
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2015年07月16日

動物の陶磁器の展示ー犬と猫

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犬の陶磁器

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猫の陶磁器

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陶磁器の動物とは思えないくらい、
どの子も表情が愛らしいです。
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2015年07月15日

動物の陶磁器の展示ー鳥

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輸出用(外国の注文)なので、
日本では見られない種類の鳥もいて面白いです。

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美しい顔、細いくちばし、羽の質感、
職人の技をじっくりご覧いただきたいと思います。
色鮮やかで見応えありますので、
ぜひ、お楽しみくださいませ。
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2015年07月14日

動物の陶磁器の展示

動物をモチーフにした陶磁器を展示しました。
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およそ80作品がずらり、
輸出用につくられたものたちです。

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鳥の絵が描かれた飾り皿の前には、
鳥のお人形が可愛く並びました。

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干支のウイスキーボトルは、
輸出用ではありませんが、
珍しいものですので展示しています。

鳥、犬、猫、牛、ライオンなど
秋までは展示していますので、
ぜひ、ご覧いただきたいと思います。
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2015年06月15日

やきもの作り風俗絵図

会館正面玄関を入って、真正面のお部屋=ミュージアムショップの
入口横に飾った陶板です。
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「やきもの作り風俗絵図」
作者は、佐渡山安正氏です。
作者のお言葉の一文より
「桃山・慶長のよき時代の作陶のなりわいを偲び
浮世絵風に描いてみたい衝動にかられるのも
時代感覚の要求がなした業かもりれない。」

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昔のやきもの作りの様子がよくわかり、
観賞しているとほっこりとした気持ちになる作品です。

土ほり⇒土ほし⇒すなこし〜
荷づくり⇒荷出し、品定めの様子まで。
そして、まちの全体に松の木が描かれて...
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絵図も絵付け技法も素晴らしく美しい作品です。
ご来館の際には、お見逃しなく!!
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2015年03月03日

金メッキの陶磁器

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金メッキ加工した陶磁器です。

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ガラス盛りを施したのち、
金メッキ加工しています。
日本では、かなり珍しいものではないでしょうか。
中近東方面へ輸出していた製品です。

今回は、この金メッキをしていた方から
お話をお聞きすることができました。
やきものに金メッキを始めたきっかけは?...
祖父母の金婚式の記念品として
夫婦茶碗に金メッキできないか?と思ったことだったそうです。
軌道に乗るまでは大変だったそうですが、
最盛期には、製造が間に合わないほど注文があったとか、
金メッキのブタの貯金箱を大量に出荷したお話をお聞きして、
金メッキのブタって...

一昔前までは、大量製品だったかもしれませんが
現在では、大切な資料的価値ある所蔵作品です。
それぞれの作品に、エピソードがあります。
先人たちの想いの詰まった所蔵品たちが
愛おしく思えてなりません。
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2015年01月08日

未(ひつじ)の展示

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ワインタワーお正月バージョンの横に、
未(羊さん)を展示しました!!

加藤工芸会長様よりご寄贈いただいたもので、
磁器製の美しい羊さんたちです。
ピカピカと輝いています!!
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本当に美しいお顔。
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ということで、
親羊さんと、可愛い子羊ちゃんたちが、
皆さまのことをお出迎えします!(^^)!
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2014年10月06日

ナゴヤファッションコンテスト受賞・優秀作品の展示

明日から、当館展示室にて、
ナゴヤファッションコンテスト2014受賞・優秀作品の展示を開催します!!

本日の展示作業の様子です。
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マネキン12体が展示室に搬入され、

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作品をマネキンに着せていきます。

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裸のマネキンが美しく変身です。

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マネキン自体も彫刻作品みたいに美しいのですが、
さらに、素晴らしい「作品」へ変身です!!

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どの作品も素晴らしい〜!!
陶磁器とレトロな空間での展示も
お楽しみいただければ嬉しいです。
ぜひ、展示期間中にお越しくださいませ!!

展示期間は10月7日〜13日(月・祝)まで。
(12日(日)のみ休館)
平日10時〜19時(土・祝10時〜17時)入館料は無料です。

いつもは、土・日・祝日が休館のため、
ご来館が難しい方も、ぜひ。
お待ちしております(^_^)
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2014年09月24日

ナゴヤファッションコンテスト受賞作品の展示

ナゴヤファッションコンテスト2014
受賞・優秀作品の展示を
当館展示室にて開催します!
(主催:ナゴヤファッションプロモーション実行委員会 )

国内外の応募4,178点のなかから選ばれた優れた、
華やかな、最新で、斬新なファッションと
文化財建造物である当館のレトロな空間と
色彩豊かな陶磁器作品とのコレボをお楽しみいただければと思います。

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写真はナゴヤファッション協会のHPより
ラシックで展示中の展示作品です。(9/30まで)

展示期間は、10月7日(火)〜13日(月・祝)*12日(日)は休館
平日10時〜19時(土・祝は10時〜17時)入館料は無料

期間中、平日は開館時間を延長し、土曜・祝日を特別開館しますので、
日頃、来館が難しい方も、ぜひ、この機会にお越しくださいませ。
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2014年06月26日

市ノ木慶治先生の作品

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先日、ご寄贈いただきました
市ノ木慶治先生の作品を展示しました。

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薔薇の画の油絵です。

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この2枚はタイル画です。

市ノ木先生は、陶磁器上絵付けの第一人者であり、
洋画家として活躍された方です。
多くの絵付け師たちの指導にあたり、
業界にとってとても重要な存在の方です。

ご来館の際は、陶磁器作品とともに
市ノ木先生の油絵もお楽しみくださいませ。
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2014年06月06日

ガラス盛り作品の展示

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【手前の花生け:愛陶商会製】

海外で「コラレン(coralene)」と称される
ガラスの粉を用いて陶磁器に上絵付けを施す技法で、
キラキラとして美しい装飾です。
輸出用として名古屋で絵付けた作品を展示しています。
(coraleneとは、”珊瑚のような”という意味です。)

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【小嶋隆画】
名古屋城がキラキラしています。

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【製造元不明】

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【森健陶器製】
ガラス盛りの食器は珍しいそうです。

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【錦生陶器製】
外国ではコレクターズアイテムになっている「指貫」
こちらのガラス盛りも珍しいものです。
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2014年05月22日

市ノ木慶治先生のタイル画

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市ノ木慶治先生(1891-1969)のタイル画(15cm角)です。
市ノ木先生のご親戚の方からご寄贈いただきました。
筆の躍動感!が素晴らしいです。
先生の「薔薇」ではないお花は珍しいのではないでしょうか。

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先日、松風陶器のご子孫の方からご寄贈いただいた
市ノ木先生の額皿と合わせて、
額装したのちに展示します!!

今回、初めてお聞きしたのですが、
(市ノ木慶治(しのきけいじ)はご本名と思っていたのですが、)
市ノ木慶治は雅号であり、
本名は、
市野木慶治(いちのきけいじ)とおっしゃるそうです。
納得です。
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2013年11月18日

Decalcomania Art Club作品展始まりました。

Decalcomania Art Club
(転写紙による上絵付け教室)
第2回作品展が当館展示室で開催中です。
11/24(日)まで。(土、日も開館します)

2年前の第1回目の作品展では、
お花柄の作品が圧倒的に多かったそうですが、
今年は、人気のダマスク柄や豹柄など、
とっても個性的です。

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クリーム色の素地にみえるところも、
すべて転写紙による絵付けなんです。
高度な技、さすが先生の作品です。

主催は、東原製陶さんです。
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2013年02月01日

手描き作品の展示

昭和63年〜平成2年には、
財団法人名古屋陶磁器会館の事業として、
現役職人さんの手描き作品の収集を行いました。
輸出用陶磁器の需要減少にあたり、
職人さんたちの技術保存を目的としたものです。

盛画、山水画、油絵などの壷や額皿を
40点ほど展示しました。
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そのうちの、一点をご紹介します。
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【額皿(口径36cm) 古川治画】
名古屋絵付けの特徴ともいえる平筆で描く薔薇!
この作品のような見事なグラデーションやぼかしは、
熟練した職人さんにしか描けない。。。
色遣いも素晴らしく美しい作品です。
ぜひ、実物をご鑑賞いただきたいと思います。

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2013年01月31日

Occupied Japanのノベルティ

クリスマスの展示が終わりましたので、
展示替えをしています。
春を迎える季節になりましたので、
可愛いお花を配ったデコレーションアイテムたち。
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なかでも珍しい作品は、
Made in Occupied Japanのノベルティ
戦後の1947年〜1952年頃に造られた作品です。
顔の表情、衣装の質感や装飾など、
造形、絵付けともに美しい逸品です。
実物を細部まで鑑賞していただき、
原型師さんや絵付け職人さんたちの、
作品に込められた想いを感じていただければと思います。
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2012年09月06日

所蔵品の写真撮影

所蔵品のデータベース化に向けて
所蔵品の写真を撮影しています。
撮影は、当館3階に写真スタジオを構える
プロのカメラマンさんにお願いしています。
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被写体は大きさも形もバラバラですし、
割れ物の取り扱いには細心の注意が必要ですし、
何といっても、
限られて時間内に量をこなさなければならず、
しかも!
当館にはエレベータもありませんので、
3階まで重たい所蔵品を運ぶのは大変な作業です。

本日から撮影いただいているのはクリスマス関連のものです。
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「ドームやきものワールド」(11/16〜22)に出展する予定のノベルティ

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クリスマスレッドが鮮やなディナープレート

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Christian Diorのナプキンリング
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