2016年08月27日

エッチング(金腐らし)

陶磁器上絵付け技法のなかに、
”金腐らし”という技法があります。
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2.JPG
”金腐らし”はフッ化水素を使って、
素地の表面を釉薬ごと腐食し、
腐食した部分とそのままの部分とで、
凹凸ができます。
そこへ金液を塗って焼成すると、
凹んだ部分はマットな金となり、
見事な金彩模様が施されます。
フッ化水素は劇薬ですので、
今ではこの技法を再現することは出来ません。

今では、
”金腐らし”技法に代わりに、
”サンドブラスト”技法が用いられています。
今回、
サンドブラスト加工の作業現場を見学させていただきました。

サンドブラスト加工は、
主に、ガラスに模様を施すのに用いられています。
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研磨剤(砂)の圧力でガラスや陶磁器を削るので、
砂が飛び散らないように、
作業は、大きな機械の中で行われます。
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機械の中の様子です。
削る深さはミリ単位で調整できるそうです。
もちろん、熟練の技がなければ出来ません!

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陶磁器に転写紙(青色部分がマスキングになっている)を貼って、
サンドブラスト加工すると、
7.JPG
青色の部分以外は綺麗に削れて、
凹凸が出来上がっています。

簡単に紹介してしまいましたが、
この道35年の熟練の技は見事でした。
まだまだ、新しいものに挑戦、開発されているそうで、
貴重な体験をさせていただきました。

サンドブラストの工程はここまで。
この後は、
陶磁器絵付け作業になります。
金を塗って、焼成して仕上げます。
焼成後の作品が届きましたら、
また、ご紹介したいと思います。
posted by pottery at 14:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 技法
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