2014年06月27日

東白壁小学校の子どもたち

東白壁小学校の3年生の子供たちが
陶磁器会館に来てくれました。

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まず、「東区もうひとつの地図」というマップを使って、
当館の周辺が輸出陶磁器産業の中心だったことを説明。
マップには東白壁小学校も載っています。

その後、
展示物を順々に見学してらいました。
みんな、レポートに感想を書いたり、
デジカメで記録撮影をしたり、
真剣に学んでくれていました。
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レポート用紙に書ききれないほど、ぎっしりです。

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最後には、
体験用の陶磁器に触れてもらい、
その感触を体感してもらいました。

みんなの住んでいる街は、
歴史溢れる素敵な街であること
しっかり学んで、多くの人に伝えてほしいな。
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2014年06月26日

市ノ木慶治先生の作品

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先日、ご寄贈いただきました
市ノ木慶治先生の作品を展示しました。

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薔薇の画の油絵です。

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この2枚はタイル画です。

市ノ木先生は、陶磁器上絵付けの第一人者であり、
洋画家として活躍された方です。
多くの絵付け師たちの指導にあたり、
業界にとってとても重要な存在の方です。

ご来館の際は、陶磁器作品とともに
市ノ木先生の油絵もお楽しみくださいませ。
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2014年06月20日

絵付焼成用窯登録票

当館見学の方に、
当館を中心とする東区周辺では、
瀬戸市、東濃地方で焼かれた白生地に上絵付けを施し、
完成させ、海外へ輸出するという
輸出陶磁器産業の中心であったことをお話させていただきますと、
「絵付けした後、もう一度焼くの?」、「また、瀬戸や東濃に運んで焼くの?」
そのような質問をいただくことがあります。

現在、この周辺は完全な住宅街となっています。
まさか!この住宅街に絵付焼成窯があったとは想像もできないことでしょう。

名古屋の東区、北区には、何百もの絵付窯があったのです。
トンネル窯もあり、
その窯では、世界の超有名ブランドの製品が
焼かれていたのですから、驚き!ですよね。

そこで、その証拠をご紹介します!

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このプレートは、当館の展示品のひとつ「絵付焼成用窯登録票」です。
名古屋陶磁器工業組合
(昭和32年設立、名古屋陶磁器調整組合より改称、設立時の組合員数116)
によって、組合員の絵付窯は管理されていました。

その登録台帳は1番(昭和34年登録)からすべて残されています。

このプレートの登録番号435は、井元産業鰍フ窯だったことが確認できます。
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登録台帳の最終登録は、846番(昭和45年登録)になっています。
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この東区、北区周辺に、何百もの絵付窯が存在していた証拠です。
すべてはご紹介できませんが...

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名古屋市北区上飯田南町(左)、名古屋市東区坂上町(右)

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名古屋市東区徳川町

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名古屋市東区長壁町

当館の周辺に、絵付窯がたくさん存在していた当時の様子を
想像しながら歩く、まち歩きも楽しいものではないでしょうか。
ほんのちょっと前?まで、茶わんの音がする”まち”だったなんて...
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2014年06月17日

2階大ホールの貸室

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2階の大ホールは時間貸しをしています!

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新築当初(昭和7年)のままの床や窓などが
レトロな雰囲気を醸し出しています。

他にはない独特な空間ということで、
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映画『ALWAYS 3丁目の夕日'64』の
ロケにも使われたことがあるんです。
少年ブック編集室で、
吉岡秀隆さんと大森南朋さんの出演シーンです。

今回、
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エアコンも新しく取り替えました。
音も静かになり、快適にお過ごしいただけます。

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【オペラコンサートの様子】
正面のステージを活かた演出が素敵でした。

コンサートや作品展、写真撮影など
様々な用途にお使いいただけますので、
ご興味のある方はぜひ、お問い合わせください!

貸室の詳細ページは『貸室案内』のページへ

【問い合わせ先】
名古屋陶磁器会館
電話:(052)935-7841
E-mail:pottery@nagoya-toujikikaikan.org
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2014年06月13日

東山小学校の転写絵付け体験

〜体験学習と見学を通して名古屋の歴史・文化を学ぼう〜
という体験学習で、
東山小学校の子どもたちが
当館に転写絵付け体験に来てくれました。

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展示室では、名古屋絵付けの歴史について、
体験用の陶磁器に触れながら学んでもらいます。

その後は、お楽しみの絵付け体験!
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何種類もの転写紙のなかから、
好きな柄を選んで、組み合わせて、
オリジナルデザインを考案します。

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どんなデザインにするか、悩んでしまいます。
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デザインが決まったら、
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丁寧に転写を貼っていきます。

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転写を貼り終えたら、
筆を使って名前や日にちを書いて、体験完了です。

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午前、午後合わせて50名の子どもたちの作品は、
それぞれ個性が出ていて、楽しいです。

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オリジナルマグカップの出来上がりです。
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2014年06月12日

日本硬質陶器のお皿

数か月前に松風陶器(名古屋市東区)の縁戚の方が
寄贈くださった寄贈作品のなかに、
古い硬質陶器が含まれていました。
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裏には、日本硬質陶器(現ニッコー株式会社(金沢市))の裏印が...
なぜかな?と不思議に思っていたのですが。
(寄贈された方は、昔からご家庭で使っていたもので、
どこのものかもご存じないとのことでしたので。)

ある著書に、
日本硬質陶器について、
「金融難に陥り、1912年(大正元年)から13年間
3代松風嘉定が社長として再建にあたった。」
という内容が書かれているのを見つけて、
”納得”できました!
たまたま、紛れ込んでしまったのではなく、
残されていたことに意味があったんですね。
なぞが解けてよかったです。

ある著書とは、
『オールドノリテケと国産アンティーク
   コレクターズガイド』
著者:木村一彦・葵航太郎です。
いつもお世話になり、ありがとうございます。
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2014年06月06日

ガラス盛り作品の展示

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【手前の花生け:愛陶商会製】

海外で「コラレン(coralene)」と称される
ガラスの粉を用いて陶磁器に上絵付けを施す技法で、
キラキラとして美しい装飾です。
輸出用として名古屋で絵付けた作品を展示しています。
(coraleneとは、”珊瑚のような”という意味です。)

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【小嶋隆画】
名古屋城がキラキラしています。

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【製造元不明】

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【森健陶器製】
ガラス盛りの食器は珍しいそうです。

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【錦生陶器製】
外国ではコレクターズアイテムになっている「指貫」
こちらのガラス盛りも珍しいものです。
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2014年06月04日

森健陶器さんの保存作品

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森健陶器さん(名古屋市北区)よりご寄贈いただきました。
陶磁器会館のHP「業界人のお話」第16回に登場いただいた
森幸雄さんが大切に保管していた手描き製品です。

森さんがご逝去されてから、
森健陶器さんの倉庫に残されたままになっていました。
古い段ボールを開けると、
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古びたメモが挟まれていて、
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「戦前 香呂 永久保存」と書かれています。
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イッチン技法が施された見事な香呂です。

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ほかにも、
「戦前見本(香呂フタ物) 亡父指定 永久 保存品」
と書かれたメモが挟まれた香呂もありました。
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写真の蓋物も細かくイッチンが施されています。

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ズームアップしてご覧いただきたいのですが、
蓋の角度がある難しい箇所まで、
きれいに細い線が描かれています。

絵付け職人さんの技を後世に残したいという
先代のお気持ちが伝わります。

展示の準備が整いましたら、
皆さまにもご覧いただきたいと思います。
posted by pottery at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋陶業