2014年05月23日

ある倉庫にて

5月のある日、
当館よりすぐ近く(名古屋市東区)にある
(秘密の?)倉庫にお邪魔しました。

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かつて陶磁器輸出産業が盛んだったころの製品が、
仕事を辞められた後も大切に保管されていたのです。

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箱には「(貴)葉型皿」や「貴重花生」などと書き残されています。
書かれた先代は、すでにお亡くなりになっています。
大切に保管してくださっていたことに感激します。
名古屋陶業界にとっての財産です。

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懐中電灯を当てながら箱の中を確認していきます。

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細かく「盛り」が施された小物
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「ヒンジボックス」です。
金具を付属させる「ヒンジボックス」のような製品は、
陶磁器製では焼成後の収縮率を精密に計算しなければならず、
とても難しいものです。

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レースの飾りお皿です。
こちらも難しい製法によるもの。
一本一本棒状の粘土を組んでレースのように仕上げていきます。

今回は、すべて中身を確認できていません。
会館に引き取らせていただいたのち、
確認作業を開始します。
「Occupiped Japan製」のものもたくさん保管されています。
お宝発掘作業のようで、確認作業が楽しみです。
また、
続編を書きますので、よろしくお願いします!
posted by pottery at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋陶業

2014年05月22日

市ノ木慶治先生のタイル画

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市ノ木慶治先生(1891-1969)のタイル画(15cm角)です。
市ノ木先生のご親戚の方からご寄贈いただきました。
筆の躍動感!が素晴らしいです。
先生の「薔薇」ではないお花は珍しいのではないでしょうか。

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先日、松風陶器のご子孫の方からご寄贈いただいた
市ノ木先生の額皿と合わせて、
額装したのちに展示します!!

今回、初めてお聞きしたのですが、
(市ノ木慶治(しのきけいじ)はご本名と思っていたのですが、)
市ノ木慶治は雅号であり、
本名は、
市野木慶治(いちのきけいじ)とおっしゃるそうです。
納得です。
posted by pottery at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 展示

2014年05月21日

愛知登文会26年度総会

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愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会(愛知登文会)
26年度の総会を
登録文化財である愛知県庁本庁舎(昭和13年竣工)にて開催しました。
会場は2階講堂です。

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天井が高く、明かり窓が特徴的だったり、
文化財ですから、見どころ満載です。
総会後には、
県の方から20分ほど、建物の解説をしていただきました。

その後は、
大阪登文会事務局長であり
寺西家阿倍野長屋・寺西家住宅所有の寺西興一氏、
岡崎市教育委員会社会教育課の山口遥介氏をお招きし、
ご講演いただきました。

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茶話会会場は、同じく登録文化財である名古屋テレビ塔です。
講堂の窓枠のサッシ(鉄製)の塗装の美しさに感心したり...
会場を移動する合間も見どころが多すぎて...(時間が足りません!)

茶話会での所有者の方々のお話も興味深かったです!!
それぞれが、建物の特徴や地域性を活かし、
工夫を凝らし、
(いっぱい苦労はありますが...)
楽しみながら、文化的な活用(公開)をなされています。
今後も相互に交流を重ね、
文化財を守り続けていくことができれば嬉しく思います。

総会を無事に終えることができたのも、
愛知登文会を持続していることも、
多くの方々の温かいご支援のおかげです。
ありがとうございます。

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最後の一本締めです。

今後とも、愛知登文会をよろしくお願い申し上げます。
愛知登文会のHPもご覧くださいませ。
http://www.aichi-tobunkai.org/
posted by pottery at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化財

2014年05月14日

限定販売のお知らせ

先回、このブログでご紹介しました
「芸者透かし」カップのほかに、

只今!
レトロなカップや一輪挿しなどの
限定販売をしています!!
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年代は特定できませんが、
昭和初期〜昭和30、40年頃の
名古屋港からの輸出品のなかで
「陶磁器」がトップを独走していた頃のものです。

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「ラスター」で絵付けられたデミタスカップ

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「凸盛り」が施された一輪挿し

そのほかにもいろいろありますが、
一品ものですので、早いもの勝ち!です。
アンティーク好きな方、いかがでしょうか。
posted by pottery at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 販売

2014年05月13日

「芸者透かし」カップ

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「芸者透かし」と呼ばれるもの...

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カップの底を、光に透かして見ると...
なんと!芸者さんの顔が現れる!というものです。

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数は少ないですが、
「二人芸者透かし」もあります。

「芸者透かし」カップは、
外国向けの輸出品として昭和初期に開発されたものです。
特にヨーロッパでの人気が高く
たくさん輸出されていました。
その多くが、名古屋で絵付けを施されていたのですが、
今でも絵付けを続けているところは、
東区に1社残るのみとなっている状況です。
そこでは、伝統の絵柄がず〜と守り続けられています。

当館の販売コーナーでは、
名古屋で絵付けされた輸出用陶磁器を
「名古屋土産」、「来館記念」として販売しています。
お土産として、いかがでしょうか。

当館HPの「館内販売のご案内」で、
ほんの一部の商品をご紹介していますので、
よかったら、どうぞ!
販売紹介のページへ
posted by pottery at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 販売