2009年04月27日

鈴木商店さんでアルバイト

Suzuki

Suzuki2

先ほど見学にいらしたお客様は
「中学生の時(昭和34年頃)
夏休みに学校からの斡旋で
主税町の鈴木商店さんに
アルバイトに行っていたから
懐かしかったよ〜」とおっしゃっていました。
(鈴木商店さん:明治創業、昭和59年廃業)
東区主税町に千坪くらい敷地があり
そこで白生地を運んだり洗ったりしたそう。
「ちょっとした不良品なんかは
そこかしこでジャンジャン割られていて、
今思うと勿体なかったね」って。

現在の主税町界隈は高級住宅地となっていて、
陶磁器業が栄えていたとは
想像もできない景観ですが、
ひょっこり見学に来られたお客様から
そのようなお話を伺うと、
ほんの少し?前までは
陶磁器の街だったんだな〜
と感慨深くなります。

posted by pottery at 15:10| Comment(0) | 陶磁器産業

2009年04月25日

茶碗屋符牒(符丁)

もと陶磁器商社さんから突然
ふちょうって聞いたことある?」と質問され
「???」と答えると、今度は
「カンマル、フンマルって何の事かわかる?」と...



値段や数量をバイヤーなどに知られないよう
数字を置き換えて値段交渉する
陶磁器業界の暗号(隠語)なんだそう。
昔はこの符丁を使って
リズムよく商売をしていたんだそうです。



なぜ急に思い出したのですか?と尋ねると、
最近、骨董市で陶磁器を購入した際
三千円の値のものを 
「フンマル(千円)でどうだ?」って言ってみたら
「あんた、業界の人?」って話になって、
当然、値引きに成功したそうです。



この符丁というものは初耳です。
おもしろいお話をお聞きできてうれしくて、
ぜひ、お客様にもご紹介したいと思います。



 [相対表を書いていただきました]
Futyou



posted by pottery at 16:06| Comment(0) | 陶磁器産業

2009年04月21日

大理石

Photo
玄関内壁に使われている
大理石の欠片が落ちていました。



自然に脆くなってきているようで
大切に扱わなければいけません。



Photo_2



Photo_3
[玄関の様子]

posted by pottery at 14:07| Comment(0) | 修繕工事

建物の力

見学にお越しくださった方から
「素晴らしい建物ですね」と褒めて頂きました。
建物が生きている力を感じる」
と最高に嬉しいお言葉とともに。



アンケートにも感想を書いてくださいました。
「古いものを壊し、そこに新しき物を作るよりも、
古い物を守る方が、ずっと難しく、大変な力が必要
名古屋、すばらしい」と...



建物の魅力は
実際に空間を共有しなければ
味わうことができません。
ぜひ皆様にも体感して頂きたいと思います。

posted by pottery at 13:33| Comment(0) | 建物

2009年04月20日

貨幣資料館

1



本日、三菱東京UFJ銀行
貨幣資料館が赤塚交差点南西すぐ
国道19号線沿いに移転オープンしましたので
覗いてきました。



昔の貨幣から外国の貨幣まで
とても充実した資料館でした。
オープン初日ということもあり、
多くの人で賑わっていましたので、
また後日ゆっくり見学に行きたいと思います。

旧東海銀行赤塚支店の建物を改装しているので、
当時の金庫扉も展示されていました。

2



説明には
「旧東海銀行赤塚支店の金庫扉です。
昭和33年に作られました。
昭和49年に代官町支店と
統合して現在の東支店となりました。」
と書かれていました。



今後、東海銀行の赤塚支店は
いつ頃まで赤塚にあったの?
ということに悩まずに済みます。
何といいましても、
為替銀行と陶磁器輸出業界とは深い関わりがありますから。

posted by pottery at 15:54| Comment(0) | 文化のみち

2009年04月15日

外壁の穴

Photo_4



外壁の石について。
登録有形文化財のプレートを設置した
右隣の石にあいいる丸い穴



Photo_2



「この穴はいったい何でしょう?」と
辺りを見渡すと
同じ穴が数箇所見つかりました。



新築当時の写真と見比べてみて...
花壇の囲いの鉄の柵の穴と判明しました。



Sinchiku
戦中の金属供出で
献納したのではないかと思われます。

posted by pottery at 15:39| Comment(0) | 建物

2009年04月14日

花崗石

Ishi



「景観重要建造物」のプレートを設置した
左側の石のヒビが気にかかります。

B



緊急性はないようですが、
これ以上ひどくならないよう
手を打たなければ....
「新築記念帳」によりますと
この石材は花崗石
この石材はよく使われているものでしょうが...

会館ではどこの修復するにも
現在使用されていない資財ばかりで
悩みの種がつきません。
安全性と美観の問題
費用の問題を考慮しながら、
慎重に修繕を進めています。



posted by pottery at 10:26| Comment(0) | 修繕工事

2009年04月13日

業界人のお話更新

第21回業界人のお話を更新しました。
ノベルティ会社の加藤工芸株式会社
加藤勇夫会長です。
「ノベルティのことを知っている中では
一番年長者です。」とおっしゃるとおり、
毎回ノベルティについて教えてくださいます。

今回は第1展示室に展示している
OCCUPIED JAPAN製の人形について、
Nobe
これらはすべてランプなんだそうです。
裏を見ると、どれも
同じように長方形の穴があいていて...
Ana
その続きは文章では説明できません。
写真のようになるそうです。Ranpu

posted by pottery at 16:34| Comment(0) | 名古屋陶業

2009年04月10日

現存する資料を最大限活用する

Photo
本年度の目標の一つ
「現存する資料を最大限に活用する」
その資料の一つが古い写真を整理して公開すること、
デジタル化してデータ保存することです。
多くの写真は
「名古屋陶業の百年」の出版時(昭和62年)に
収集したものです。
興味深い写真がいっぱい
ダンボールに詰めこめれています。

posted by pottery at 18:09| Comment(0) | 展示

2009年04月09日

「オランダ万才(まいざい)」ランプ

加藤工芸さんからランプを頂きましたので
さっそく第1展示室の入り口に置きました。

Photo

商品はピエロ姿に鼓をもった才蔵
「オランダ万才」です。
南蛮服姿にうちわを持った万歳と
対になっているそうです。

コミカルな顔の表情がいい。
思わず微笑んでしまいます。
皆様もぜひ癒されに来てください。
Oranda

posted by pottery at 13:47| Comment(0) | 展示

2009年04月06日

昔の素地

Sojitenji

先週から第3展示室に何気なく置いた素地
何の意味があって置いたものか?
と思われていたかもしれませんが、
本日、説明文を備えました。



今井商店さんの倉庫に紛れていた昔の素地です。
ザラザラだったり、イボイボだったり
よい品質とは言えませんが、
昔の素地を手に入れることは困難です。
大量にあるものは転写体験に使用していますが、
残り少ないものは貴重な資料として
保存するために展示しました。



Gara

昔、素地全体に絵付けを施したのも
粗悪な素地のピンホールや鉄粉などを
カバーするためとも聞いています。

Soji

Teppun

Ekubo

写真の素地も一見、可愛らしい器ですが、
手に取って近くで見てみると
ホクロやイボイボだらけだったりします。
それでも、
絵付けを施すと素敵に変身するのです。
転写体験でも見違えるように変身しています。

posted by pottery at 16:57| Comment(0) | 展示